ほだかクリニック - ABC検診(胃がんリスクスクリーニング)
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ABC検診とは、胃がんのリスクを調べる検査です。
<胃がんとピロリ菌感染の関係>
ピロリ菌は胃酸を中和するウレアーゼという酵素を出し胃の中に生息しています。
ピロリ菌が胃粘膜に炎症を起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすいことが確認され、
慢性萎縮性胃炎と胃がんの発生に密接な関係があることがわかっています。感染経路は不明です。
ABC検診では、ピロリ菌の有無・萎縮性胃炎の有無、2つの検査結果を組み合わせて、A、B、C、Dの4群に分類し、胃がんのリスク(胃がんのなりやすさ)を評価します。
<2つの検査> … 1回の採血で済みます。
萎縮性胃炎の有無を調べる検査 | 血中ペプシノゲン測定 |
ピロリ菌感染の有無を調べる検査 | 血中ピロリ抗体測定 |
分類 |
A |
B |
C |
D |
ピロリ菌 |
陰性(−) |
陽性(+) |
陽性(+) |
陰性(−) |
ペプシノゲン |
陰性(−) |
陰性(−) |
陽性(+) |
陽性(+) |
胃の健康度 |
健康な胃粘膜で、胃疾患の可能性は低いと考えられます。 |
消化性潰瘍に留意する必要があります。少数ですが胃がんの可能性も考えられます。 |
胃がんの高危険群と考えられます。 |
胃がんの、より危険群と考えられます。 |
胃がん発生頻度 |
ほぼ0 |
1000人に1人 |
400人に1人 |
80人に1人 |
内視鏡検査の頻度 |
不要 |
3年に1回 |
2年に1回 |
毎年1回 |
検査料金 3,500円(税込)
● なお、次に該当する方は正確な結果が得られない可能性がございます。
・食道、胃、十二指腸に疾患があり治療をしている方、その他明らかな上部消化器症状がある方
・PPI(プロトンポンプ阻害薬)を服用中、もしくは2ヶ月以内に服用していた方
・胃切除をされた方
・腎不全の方(目安として、クレアチニン3mg/dL以上)
・ヘリコバクターピロリ菌の除菌治療を受けた方
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ほだかクリニック
〒327-0827 栃木県佐野市北茂呂町10-3
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